湿地の宝石、カキラン

ロシア、中国東北部、朝鮮半島、日本各地に分布するラン科の多年草です。

「日当たりのよい湿地」に生育し、花期は6~7月です。花粉は主にハナアブとアリの仲間の昆虫によって運ばれます。

花の色が柿の実の色に似ていることから名づけられました。柿蘭ですね。

かつては湿地に普通に見られた植物だったようですが、近年では湿地の減少や乾燥化により減少しているといわれています。

「湿地」って、人間にとってはあまり役に立たないとされ、「草原」と並んでまず開拓される場所なんです。

思わぬ所に湿地はありますよ。(p2)

小さくてとても可愛いサイズの花です^^(p3)

オレンジとピンク、普通なら、それ合うの?と思ってしまうのですが・・・

この見事な美しさ。完成された形。

役に立たない場所に咲く美しすぎる花。

役に立たないのかなぁ?