アオガエルの仲間(アオガエル科)で、森に住んでいるのでモリアオガエル。日本固有種で、本州と佐渡島に分布します。本州でも、特に、日本海側で森が多く冷涼な場所に多いようです。岡山県でも主に北部のこの辺り、中国山地沿いにいるようですね。
産卵は、前述の「樹上のアイス」で書いたように、集団で泡状の卵を池に突き出ている枝先に産むという独特の繁殖を行います。
他のカエルと同様に肉食で、昆虫やクモを食べます。
シュレーゲルアオガエルと似ていますが、モリアオガエルの方が全然大きいです。特に手が大きい!そして、シュレーゲルアオガエルの虹彩はゴールドですが、モリアオガエルは少し赤っぽいです。
また、ニホンアマガエルとも似ていますが、アマガエルは目から耳にかけてインディアンのメイクのような黒い帯模様がありますね。サイズももちろん、モリアオよりずっと小さいです。
そう、特徴は思っている緑色のカエル(アマガエルなどの)より全然大きいことと、体の割合よりさらに大きいこの手です!この大きくペタッと張り付く手で、スパイダーマンやドクター中松も顔負けで、どこでも登ります。
バスケをしていた僕としては、この大きな手で豪快にダンクできそうでうらやましい限りです。ジャンプもできるのでアリウープしたら気持ちいいだろうなぁ。モリアオガエルがバスケするとしたら、ボールはトチの実ですかね〜^^ かわいすぎる^^
やっぱり手がでかいよ!(photo 2)
樹上のアイスはどうなったかって?もう、トロトロでなくなる寸前です。(photo 3)
なんとも言えない表情で世界を見つめる (photo 4 )