2018年春に木をたっぷりと使った園舎を持つ0~2才児が通える「西粟倉村立西粟倉保育園」や、妊婦さんや乳幼児を持つ親子が使える施設「つどいのひろばBambi」、大きな屋根のある遊び場「こもれび広場」が完成、村の子どもたちをあたたかく育てる場所が増えました。
保育理念は「森 林( もり )の 中 で 、未来に向う子どもたちの”きらきら”を大きく育む」。
その理念の背景には西粟倉村には大切にしたいたくさんの「きらきら」があるという話があります。
「きらきら」とは、きれいに澄んだ満点の「星空」、山並みに美しく映え澄んだ「星空」、冬の山里を美しく彩る「雪」、先人たちが大切に残してきた美しい「森林(もり)」、村の中を優しく清らかに流れる「川」。
そんなきらきらに囲まれ村にとって一番大切にしたい「きらきら」は未来に向かって育つ「子どもたち」と考えています。
子どもたちは自分の周りにいる人・物・コト全てに好奇心いっぱいに見て感じて吸収します。保育園では、そんな子どもたちが持つ気持ちや力を大切にし、村の木をふんだんに取り入れた環境と温かく家庭的な雰囲気の中でよりよく生きる力の土台(根っこ)をしっかり育もうとしています。
デザイン性もある園舎は西粟倉村の山で世代を越えて守り育てられてきた木が目一杯使われています。また、冷暖房には地域熱の利用など環境や森林に配慮した建築物としても誇れるものです。
また、給食も子どもたちに合わせた内容で提供しています。
給食専任の栄養士・調理員が安全・安心・おいしいをモットーに栄養バランスを考え、子どもたちの心と体を「食」の面からもしっかりと支えます。
西粟倉は学校給食が自慢ですが、保育園の給食も同様に季節感を味わえる旬の食材や行事食を取り入れて、食に興味を持ってもらうための食育活動にも力を付けていきます。
保育園の横には「つどいのひろばBambi(バンビ)」もあり、妊婦さんから乳幼児期の親子が集い、おもちゃで遊んだり地域の人との交流も楽しみながら地域情報の入手も出来ます。
助産師さん、保健師さんとの育児相談やイベントも定期的に行っています。
そして、こもれび広場。ここは大きな屋根のある遊び場です。お外で遊びたい子どもたちが天気に左右されずに体を動かせる場所です。
この村だから出来る空間で、この村だから出来る子育てを一人でも多くの子どもたちに提供したいと思っています。
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西粟倉村立西粟倉保育園
保育時間:保育時間①②のどちらか就労等に応じて
①標準時間保育 7:00-17:30
②短時間保育 8:30-16:30
・延長保育は19:00まで(別途延長保育料が必要) 保育料:世帯の状況に応じて最大月額14,000円、延長保育は1回100円
(2人目は半額、3人目は無償)
詳細:西粟倉村役場HP