2030年度までに電力消費に伴うCO2排出実質ゼロなどを地域特性に応じて実現する「脱炭素先行地域」について、西粟倉村の計画した提案が環境省に選定されました。
[脱炭素先行地域とは]
2030年度までに民生部門(家庭部門及び業務その他部門)の電力消費に伴うCO2排出実質ゼロを実現するとともに、運輸部門や熱利用等も含めてそのほかの温室効果ガス排出削減についても、わが国全体の2030年度目標と整合する削減を地域特性に応じて実現する地域です。(総務省HPより)
2050“生きるを楽しむ”むらまるごと脱炭素先行地域づくり事業
この事業は、西粟倉村と株式会社中国銀行、株式会社エックス都市研究所、テクノ矢崎株式会社が共同で提案しました。
西粟倉村における多様な施設等を対象とし、地域資源を生かした多様な再生エネ電気の供給を予定した網羅的な提案であること、地域金融機関が共同提案者となっていることや民間企業との連携体制等が高く評価され、今回の脱炭素先行地域の選定につながりました。
今後は村全域における公共施設等(庁舎、教育・福祉施設、産業・商業施設、村営住宅等。村の全電力使用量の30%相当)について、屋根等に太陽光・風力・蓄電池を導入するとともに、既存の小水力発電、太陽光、木質バイオマス発電を活用しながら、設立予定の地域新電力を通じてエネルギーマネジメントを行いながら脱炭素化を図ることを計画しています。
また、データプラットフォーム上でエネルギーの見える化を行い、村民の排出量削減に向けた行動を促していきます。
より詳しくお知りになりたい方は、以下の環境省HPをご確認ください。
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