村の子どもたちだけでなく、村外の方にも森林の大切さを伝えていきたいと考えて開催しているイベント「森のおもちゃフェスティバル」。
- 大人気のどんぐりプール・実際に乗れる木製の車など、ここでしか出来ない遊び
- 森を守る仕事について学べる機会を設け、林業で実際に使用されている重機を用意して、実際に乗ったり、丸太を切る体験会
などを行っています。
皆様のふるさと納税で、おもちゃ、体験会のパワーアップをお願いします。
現在、新しいふるさと納税サイト「ふるさと納税 for Good!」で、寄付の使い途を詳しく知っていただける形で、ふるさと納税募集を行っております。
また、同サイトでは、ふるさと納税未経験の方向けのチャットサービスも行っています。
はじめに
西粟倉村は、面積の95%が森林という緑豊かな村です。樹齢200年以上のブナやカエデ、ミズナラ等の自然の植生も残されていますが、森林の80%以上をスギとヒノキの人工林が占めています。間伐しないとすぐに荒れてしまいますが、西粟倉の森は美しく保たれています。
つまり先代が次世代を想いながら紡いできた森だということです。それを約50年もの間、たくさんの人々が受け継いできました。
私たちはまたここから50年、村一丸となって森を守っていくという決意で、「百年の森林構想」を立ち上げました。
緑が美しい西粟倉村の景色
相続等で引き継いだものの、管理の仕方が分からず放置されている場所や、所有者が不明になってしまっている場所も多くありました。人工林は、野放しにしておくと木々の成長が遅れるだけでなく、土砂災害の要因になる可能性もあります。
西粟倉村では、そういった森林を所有者の方から一時的にお預かりをすることで、間伐・作業道の整備を効率的に行っています。
適度に光が差し込むように管理していくことが大切です。
また、何十年・何百年と森林を受け継いでいくため、未来を担う子どもたちに環境を守っていく大切さを伝えることも重要だと考え、「木育」にも力を入れています。
村で生まれた子どもたちには、西粟倉産のヒノキで作ったおもちゃをプレゼントしています。ヒノキのおもちゃは、丈夫で壊れにくいだけでなく、何でも口に入れたがる赤ちゃんでも安心して使うことができます。色や木目・香りなど、1つも同じものはないので、子どもたちの創造性を育むことにも繋がります。
木のもつ独特の温かみ・匂いなど、五感を使って楽しんでもらえます。
また、小学校での天然林・人工林見学や、中学校での森林体験学習等も行ってきました。植樹・下草刈りの他、村の木材を使った作品作りを行ったこともあります。伐採された木がどのような手順で加工され、私たちの生活に繋がっていくのか、実際に体験することで森を身近に感じてもらえたと思います。
伐採に挑戦する子どもたちの様子(西粟倉村西粟倉小学校4年生)
美しい地球を守っていくため、森林の元で暮らす私たちこそ、その素晴らしさと森林保全の大切さを伝える責務があると思っています。
実現したいこと
村の子どもたちだけでなく、村外の方にも森林の大切さを伝えていきたいと考えて開催しているイベントが、「森のおもちゃフェスティバル」です。
西粟倉の木材を活用した木のおもちゃを会場に目一杯広げて、子どもたちに自由に遊んでもらうことができます。東京おもちゃ美術館監修のおもちゃや、村の木工作家オリジナルの木のおもちゃのほか、大人気のどんぐりプール・実際に乗れる木製の車など、ここでしか出来ない遊びも沢山用意しています!
木のぬくもりを全身で感じて遊ぶ子ども
他にも森を守る仕事について学べる機会を設け、林業で実際に使用されている重機を用意して、実際に乗ったり、丸太を切る体験会を行っています!
重機に乗って作業を体験する子ども
これらのイベントはきっと、子どもたちにとって、記憶に残る特別な体験になると思います。
森林保全の大切さを深く子どもたちに知ってもらうには、実際に木に触れること・体験することが一番だと考えています。教科書やインターネット上では伝わりづらい木のぬくもりや森林保全の重要性を、子どもたちが最大限身近に感じてもらえるよう、企画・運営しています。
プロジェクト資金の使い道
西粟倉の子どもたちだけで、地球環境を守っていくことは出来ません。
今後、森林保全の重要性を伝えるための企画の拡充や、重機の台数を増やすことでより多くの子どもたちが体験学習できるようにしていきたいと考えています。
本プロジェクトで集まった資金は、おもちゃフェスティバルをより充実させ、村外の方にも足を運んでもらえるようなイベントへ進化させるための資金として活用させていただきます。
来年度も開催を予定しています!
是非皆さんのお力を貸していただければ嬉しいです。
さいごに
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
森林保全は継続的な手入れが必須のため、一朝一夕には出来ません。西粟倉村では、永続的に森林を守れる村づくりのため、その必要性を次世代へ伝えていきます。木育に取り組むことで、子どもたちの森林を想う気持ちを育んでいければ嬉しいです。木と触れ合った思い出は心に残り続け、子どもたちの人生をきっと豊かなものにしていくと信じています。
プロジェクトの進捗状況は、寄付者の皆様にご参加いただけるLINEオープンチャットにてお伝えいたします。おもちゃフェスティバルの準備や当日の様子等、写真や動画も共有いたします。楽しみにしていてくださいね。是非皆さんの応援をお願いします!
森を想う気持ち、子どもたちに繋いでいく(ふるさと納税 for Good)
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