移住者が人口の約20%!移住、起業、環境事業で全国から注目される小さな村の中核組織で、「自分らしく働ける」面白い職場がありますよ!
1)西粟倉村について
岡山県北東部の端にある小さな村、西粟倉(にしあわくら)村。
移住やローカルベンチャー、再生可能エネルギー事業などあらゆる分野で注目を集める村です。
2008年に「百年の森林(もり)構想」をかかげ、持続可能な森林整備と森林資源をはじめとする地域資源を域内で循環する仕組みを推し進めています。
「村だからこそ、できることがある」
村の存続にそう真剣に向き合ってきた組織の一つが、西粟倉村役場です。
なかでも、西粟倉村役場内にある「地方創生推進室」は前身のチームも入れてこの7年間、地方創生事業の中枢組織として活動し様々な「できる?」を「できた!」にしてきました。今回募集するのは、その部署の新たな仲間です。
2)募集する事業と募集する背景
西粟倉村は、2022年に「脱炭素先行地域」(環境省)に選定されました。
脱炭素先行地域とは、2050年カーボンニュートラルに向けて、民生部門(家庭部門及び業務その他部門)の電力消費に伴うCO2排出(※)の実質ゼロを実現し、運輸部門や熱利用等も含めてそのほかの温室効果ガス排出削減についても、日本全体の2030年度目標と整合する削減を地域特性に応じて実現する地域として、環境省が指定するものです。
村では、2022年度から2026年度までの5年間をかけて、公共施設への太陽光発電設備など再生可能エネルギー設備の導入や省エネ化、電気自動車の導入などを進めていくことを計画しています。現在は地方創生推進室、産業観光課及び昨年度発足した、太陽光発電設備の導入を担う村の地域新電力会社(百森でんき)と協働して事業を進めています。
これまで村が推し進めてきた理念に基づき、「脱炭素」の視点、「SDGs(環境、経済、社会の三側面)」から更に加速させていくフェーズに今あります。
この理念に共感し、一緒に40年後の西粟倉村の「上質な田舎」の実現に向け、活動していただけるスタッフを募集します!
3)募集ポジション・業務内容
下記の業務を行うにあたって必要なステークホルダーとつなぐ、プロジェクトマネージャー的な役割を期待します。
- 村内への再エネ、省エネ設備導入のための事業管理、運営
- 村の公共施設や住宅に再エネ設備や断熱設備を導入するための計画作成、現場の工事管理、国の交付金の申請業務やお金の管理。2024年4月以降は、太陽光発電施設や、小中学校と保健施設への地中熱設備の導入やいろいろな施設の断熱、エネルギーマネジメントシステムを組み上げる仕事などが予定
- 地域新電力会社を始めとするステークホルダーとの連携事業
- 村内に誕生した地域電力会社『西粟倉百年の森林でんき株式会社』、金融機関やコンサルティング事業者とコミュニケーションを日々行う。
- 交付金申請や進捗管理などの行政事務
- 国や他の課とやりとりをして、事務や現場との調整を行うこと。
その他にも、推進室の他のプロジェクト(デジタル田園都市国家構想事業、SDGs普及推進事業、地域おこし協力隊推進事業など)に関わっていただく可能性もあります。