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解説!村のあれって どうなっとん?
西粟倉の「今」を紐解く

今月のテーマ 村の診療所ってどうなっとん?
はじめに
広報にしあわくら8月号の折込チラシはご覧いただけましたでしょうか?今、村内ではスマートフォンを使った、生活習慣を改善する取り組み「スマホで健活」が行われています。9月4日(水) に診療所で説明会が行われ、今回は10人がこの取り組みで、健康管理を行います。
この取り組みは、令和6年度に策定された「第3次健康にしあわくら21計画(西粟倉村健康増進計画、西粟倉村食育推進計画)」の重点分野の一つ「未病を含む統合健康管理」の取り組みとして企画され、村唯一の医療機関である「西粟倉村国民健康保険診療所(以下 診療所)を主導に行っています。
今回の特集では、村の重要な医療機関である、診療所を取り上げ、どのような検査ができるのか、「スマホで健活」から見えてくる、診療所の課題と今後について紹介します。みなさまも、診療所をかかりつけ医療機関として利用しましょう。

村唯一の医療機関 診療所について
村の診療所は、昭和9年の5月に開設されました。現在まで、約100年間村の医療機関として運営されています。
現在、常勤の看護師3名と事務員1名さんと周辺の病院から派遣された医師で、村の医療を支えております。

そもそも診療所と病院の違いってなに?
病院とは、20人以上の患者さんを入院させるための施設のことを言います。診療所は、患者さんを入院させるための施設を持たない所、もしくは19人以下の患者さんを入院させるための施設です。

こんなこともできる診療所の検査・設備
村の診療所ではさまざまな医療設備を用いた検査を行うことが出来ます。普段、利用していない方でも身近にさまざまな機能を持っている医療機関があることを知っていただければと思います。
他にも、診療所では健康診断も行うことが出来ます。その健診結果を診療所に持っていき、結果についての相談や身体の困りごとの相談に応じます。
自身の健康について知りたい方は、ぜひ診療所を利用しましょう。

血圧脈波検査
この設備は、腕や足に血圧を測るときに用いるマンシェットを巻き10分程度で、測定を行います。自身の血管がどの程度ダメージを受けているのか調べられることが出来ます。
村民であれば500円で血圧脈拍検査を行うことが出来ます。

レントゲン検査
胸部・腹部・手足などのレントゲン検査をおこなうことが出来ます。この検査機器により、臓器の異変や骨折の有無などを検査することが可能です。

胃カメラ
診療所には、胃カメラがあります。この検査機器により、胃や食道を観察することができ、食道がん・胃がん・ピロリ菌・逆流性食道炎などを発見することが可能です。
今年度は、月・水曜日に検査が可能です。

診療所の今と今後について
診療所の看護師さんに診療所の課題や今後の診療所についてお聞きしました。

【白籏さん】 診療所の理念の中に「いつでも地域住民から必要とされる診療所」を掲げています。子どもから大人まで、幅広い年齢の方のかかりつけ医療機関が診療所になれたらいいなと思っています。診療所の一つの課題として、若年層の利用が少ないことがあります。この診療所は限られた時間帯でしか診察を行っていないため、利用しづらいと思われている方もいらっしゃるようです。
このような問題意識から、「スマホで健活」を企画しました。スマーフォンのアプリであれば、いつでも健康を管理することが可能であり、この世代にマッチしていると考えております。診療所には一定の検査設備もありますし、職場検診や普段から気になっていることがあれば気軽に活用していただけたらと思います。

スマホで健活ってなに?
デジタル機器を使った健康管理
この「スマホで健活」は、
① 健康データを一元化・集約化する
② 診療所が核となり個別健康管理サービスを行う
③ デジタルを活用することで、若年層に予防医療の意識を高める
3点をまとめたのが、この「スマホで健活」になります。今年度の募集は、終了しましたが、来年度も行う予定です。またこの企画で使われるアプリ「Welbyマイカルテ」は、参加者以外にも利用可能なので、ダウンロードしてみましょう。
どうやってデジタル機器で健康管理をする?
① 参加者はスマートフォンアプリ「Welbyマイカルテ」をダウンロードします。
→このアプリは、かかりつけ医療機関として村の診療所を登録することが出来ます。
参加者以外も登録することが出来ます。かかりつけ医療機関として登録すると診療所の看護師や医師が健康データを共有することができます。診療所で使われている医療機器とも連携しており、データがアプリに記録されます。みなさまもダウンロードして、診療所をかかりつけ医療機関として登録してみましょう。
② 「Welbyマイカルテ」に対応した体重計・血圧計・スマートウォッチを用いて、毎日計測を行います。
→計測したデータは、アプリに自動的に記録されます。記録されたデータを診療所の看護師や医師に共有されます。
③ 共有されたデータをもとに医師と看護師による面談を行います。
④ 最終検査 「スマホで健活」前に行った検査を再度行います。

広報にしあわくら10月号全文は以下でご覧ください。