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今井晴菜さん（一般社団法人Nest）のプロフィール
奈良県出身の今井晴菜さん。2020年8月に西粟倉村に移住、一般社団法人Nestの職務に着任されました。現在は学校の地域学習のコーディネートや子どもの第三の居場所Pocketの運営を通して、公教育・社会教育の両面から学びをサポートされています。
今回は、『子どもたちの「わくわく」を大切に、自分の人生を自分で選択し、歩んでいけるような力を育んでいきたい』と語る今井さんに、オススメの本をご紹介いただきました！
今井晴菜さんの本棚
「幸せの食卓」 瀬尾まいこ（著）
読書を好きになったきっかけの本です。それまで、あまり読書をしてこなかったのですがこの本は場面を自然に想像することができ、またさくさく物語を読み進めることができたので読書が楽しいことを教えてくれました。瀬尾さんの本は特に秀でた能力を持つ人ではなく、何処にでもいるような平凡な人が主人公になることが多いのですが、日々の小さな幸せや葛藤が描かれていて、誰もがかけがえのない人生を歩んでいることを感じることができます。温かい気持ちになれる瀬尾さんの作品が大好きです。（今井）
「石原洋子の梅干し 梅酒 梅料理」 石原洋子（著）
私は梅干しが食べ物の中で一番好きなのですが、好きなものを自分で作れることに喜びを感じます。地域の梅の木から梅を収穫させてもらって梅干しをいい塩梅で本を見ながら自分の手でつくる。梅干し以外にも「自分に合うものを自分で作る」を地域の子どもたちともどんどんやっていきたいです！（今井）
「100年学習時代 はじめての「学習学」的生き方入門」 本間正人（著）
Nestの活動の中で、基盤となる「学習」は大人になってからも人生を豊かに生きていく中で重要だとこの本を読んで改めて思いました。最終学歴では無く、最新学習歴は何か。それをどのように更新していこうかと考えるきっかけになりました。子どもに「学べ」という前に自分自身が楽しく「学ぶ」ことで、子どもたちも一緒に学ぶことができるのではと考えています。西粟倉には学びを楽しむ大人がたくさんいると思うので、他の人の学び方も知りたいと思うようになりました。（今井）
最後に
今回ご紹介しました書籍はNestが運営する「化猫堂」でもご覧いただけます。化猫堂では文房具・書籍の販売、カフェ営業を行っています。地域の方が珈琲を飲みにふらっとお越しいただいたり、小中学生が文房具を買いに来てくれたりと、どなたでもお越しいただける場所になっておりますのでお気軽にお立ち寄りください。
営業時間：水・金曜日 11:00~15:00
場所：Pocket向かい（あわくら会館裏）
※Pocketにスタッフがいる場合はいつでも開けることができますのでお声掛けください。
今井さんおよびNestの活動を応援していただける方は、ぜひ以下のホームページやSNSをチェックしてみてください！
『西粟倉村で「生きるを楽しむ」ために。Nestの取り組みが、子どもたちをぐんぐん成長させ「生きる力」を育んでいる。』（Nestインタビュー）
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