村外で活躍している村出身者どうなっとん? 〜広報にしあわくら 2026年8月号より〜

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今月のテーマ 村外で活躍している村出身者どうなっとん?

はじめに

本特集では、村外でさまざまな分野で活躍する先輩の経験や村での思い出を伝えることで、子どもたちが「挑戦する力」や「進む道」を見つけられるようにとの想いのもと企画しました。また、村出身の若者が各地で努力する姿を知ることで、村のみなさんに応援したいという気持ちが生まれ、地域全体が活力と誇りを感じるきっかけになれば幸いです。

チャールズ広伸さん

①現在の仕事(活動)内容

今は大学2年生でアメリカの東海岸にあるメイン州の大学で数学を学んでいます。

②西粟倉村で過ごした子ども時代の思い出

あわくら探検クラブだったか、学校の学級Pのどちらかで、魚の掴み取りをして、友達と一緒に塩焼きにして食べたことがすごく楽しかった思い出ですね。自分で生き物を取って食べる行為そのものが新鮮だし、みんなで頑張って作った食べ物を囲んで食べる場がすごくよかったなと思っていました。

③西粟倉村の好きなところ

静かなで安全で人が温かいところですね。村のいろんな場所に行くと必ず知っている人に会うし、挨拶すると声をかけてくれるし、「最近どう?」とか聞いてくれたり、人の温かさとそのコミュニティが西粟倉にはあって好きです。

④外から見た西粟倉村

自分でやりたいことがあって、その意思があれば何でも挑戦できる場があって、その挑戦を後押ししてくれる人がいるなと感じています。村にはいろんな経験を積んできて、知見を持っている方と一緒に活動ができます。そういった活動は他の場所ではなかなか経験ができないと思います。西粟倉は都市から離れているし、何かビジネスをやろうと思っていてもいろいろな障壁があると思うんですけど、西粟倉には新しいことを初めて、誰かを幸せにするような事業をやっている大人がたくさんいて、自分も何かやってみようと思えたし、人の挑戦を後押しして、そこから新たに影響を受ける人が生まれてくるそういった循環があるなと感じました。

⑤村の後輩たちへ向けたメッセージ

1つ目は勉強を頑張ってほしいですね。今やりたいことが見つかっていない人がいると思うんですけど、仮にやりたいことが決まった時にその分野に進めるかどうかが勉強をしてきたかどうかで、その選択肢の幅が決まると思います。2つ目は自分で何か行動してみてほしいです。自分じゃない誰かが人を評価する時って、「こういうことをしたいです」「こういうものに関心があります」じゃなくてどういう経験をしてきたかで判断されることが多いと思うんですね。後、行動したことで学べることがあるし、行動して失敗したことでさらに学べることがあると思いますね。

江見ひなたさん

①現在の仕事(活動)内容

今は北海道のファイターズガールジェネレーションとしてファイターズガールのプロ野球の公式チアチームの妹分としてデビューして、ステージパフォーマンスとかダンスパフォーマンス以外にもファンの方との交流も行いつつ活動しています。

©H.N.F
②西粟倉村の好きなところ

私は西粟倉が全部大好きなので、全部と言えば全部なんですけど、人が温かくて全員が知り合いみたいな雰囲気がすごく好きです。地域のおじいちゃん、おばあちゃんとかも通りかかったら「おかえり」と声をかけてくれたり、「今日どうだった?」と手を止めて気にかけてくれる温かさが都会にはなくて、西粟倉でよかったなと思いますね。

③仕事の選択のきっかけ

ファイターズガールジェネレーションになりたいと思ったきっかけは、ファンの方とたくさん交流したいと思っていたので、ファイターズガールよりもファンの方と近くで交流できることですね。なので、今はファンの方と近くで交流できるので、楽しいし、やりがいを感じています。

④将来どう村と関わっていきたいか

今はどうなるか全くわからないですけど、いつかは村に戻りたいなと思っています。村を出てから、「私やっぱり村が大好きなんだな」と思うことが多くて、血の繋がっていないおじいちゃん、おばあちゃんが子どもたちにも挨拶をしてくれる雰囲気がすごく好きで、その環境の中で育ってきてよかったなと思うし、西粟倉にいれてよかったなと思うことが多いので、何年後か何十年後かには村に戻ってきたいですね。

⑤現在の目標

関わってくださるみなさんに元気とか笑顔とかを届けられる存在になりたいと思っています。西粟倉でチアやっている時から「ひなたちゃんを見て元気もらったよ」とか「ひなたちゃんみたいになりたい」と言ってもらえたことがすごく嬉しかったので、ずっとそう思ってもらえる存在であり続けたいなと思っています。

⑥くじけたこととどうやって立ち直ったか

くじけたことはファイターズガールに落ち続けたことです。西粟倉で過ごしてきた中でうまくいかなかったことはなかったので、落ち続けた時はかなりくじけましたね。でもくじけた時にやっぱり家族の存在が大きかったですね。後、小さい頃からずっとファイターズガールを目指してて、ガールになる私を楽しみにしてくれてた周りの人がたくさんいたのでそれが頑張る原動力になりました。そこにすごい救われたなと思います。

⑦村の後輩たちへ向けたメッセージ

自分がやりたいことにはまっすぐ人に言ったらいいと思うし、それをやってみるというのが大事かなと思います。西粟倉にはやりたいことをやらせてくれる環境とやりたいことを叶えさせてくれる大人の方がたくさんいるので、やりたいことを言ってみる、そして、まずはやってみるというのが大人になってみてよかったことかなと思います。

福島湊人さん

①現在の仕事(活動)内容

今は岡山大学教育学部の小学校教育専攻で教育実習等を行い学校の先生になるための勉強を頑張っているところです。

②西粟倉村で過ごした子ども時代の思い出

当時住んでいた住宅の近くの公園で友達とサッカーしたり、川に入って魚を捕まえたり、虫を捕まえたりして、友達と自然に触れながら遊んだことが思い出です。

③西粟倉村の好きなところ

人が温かいところですね。人口が約1300人くらいの村で、小さい村だからこそ「どこどこの子どもやね」など会った時に声をかけてくださったりする地域全体で子どもを見守るような温かいところが大好きです。また、現在Nestさんで取り組まれている子どもがやってみたいことを手厚くサポートしている環境が素敵だなと思います。

④具体的な仕事 (活動) 内容とその選択のきっかけ

私は現在、小学校の先生になるか、中学校の先生になるのかの選択で迷っていますが、みんなよりも多くの単位を取らないといけないため、免許取得に向けて勉強を頑張っています。また、地域教育専修という形で大学に入学しているので、地域の学校に行ったり、1人で母校に行って教育実習をしたりしています。 先生になりたいと思ったきっかけは自分自身勉強がすごく苦手に感じていて、その中、自分の兄が高校で勉強を頑張っている姿を見たり、先生や友達がすごくサポートしてくださる中で、勉強って面白いなと思ったことがはじまりです。そこで、勉強に対するイメージが変わり、「先生って勉強を通じて子どもの人生に影響を及ぼすんだな」と思い、サポートしてくださった先生のように、得意な教科で子どもに勉強を教えていきたいなと思うようになりました。

⑤ 将来どのように村と関わっていきたいか

将来は西粟倉で小学校の先生か中学校の先生かは分からないですけど、教育者として村と関わっていきたいと考えています。また、学校と地域を結ぶ中間的な立ち位置で公教育以外にも教育に関わっていけたらなと考えています。

⑥くじけたこととどうやって立ち直ったか

中学校の時や高校の時に勉強の面で挫折を何回かしましたね。周りに比べて、点数が低かったり、覚えられなかったり、悩むことが多くて「やっぱり自分って勉強苦手なのかな」と思う時期が何回かありました。けど、先生になりたいという気持ちはずっと変わらなくて、先生になれるんだったら、「みんなと比べても仕方ない」と思ったり、「自分の強みを活かせられる部分で挑戦すればいいやん」と思うようになれて、気持ちがかなり楽になりました。

⑦村の後輩たちへ向けたメッセージ

みんなそれぞれ夢とかやりたいこととかがあると思うんですけど、無理かなとか思うことがあっても着実にやっていけば少しずつ近づいていくと思うので、諦めずに僕と一緒に頑張っていきましょう。

宮本瑠士さん

①現在の仕事(活動)内容

今は衆議院議員の秘書をやっていて東京にある国会で仕事をしています。

②西粟倉村で過ごした子ども時代の思い出

たくさん思い出がある中で、ぱっと出てきたのが、近所の友達や先輩、後輩と一緒に警ドロをやったことです。体育館や公園内ではなく、別府地区全体を範囲にして、寒い季節でも半袖半ズボンで鼻水垂らしながらことやったことが思い出として残っていますね。後は川の近くでいかだを作ったりして、自然と人が絡み合う遊びをしたことを鮮明に覚えています。

③西粟倉村の好きなところ

挑戦しつつも、温かい村なところですかね。結構挑戦する地域って尖っていて、住民が置いてきぼりになっているところが多いと思うんですけど、西粟倉村は住民の方と連携しながら、新しいことを積極的に挑戦していく村だなと感じています。後、人が温かいところですね。顔を合わせたら挨拶をしてくださるし、役場などに行っても気軽に声をかけてくださる、そういった温かさが好きですね。村の大人の方たちが村の子どもたちのことを第一に考えてくださっていたことが当時から伝わっていて、今でも心の中に残っています。

④外から見た西粟倉村

もっともっと有名になってほしいなと思っています。大阪では西粟倉村という名前を聞く機会が何回かありましたが、東京に行くとほとんど聞く機会がないなと思っています。その反面、伸びしろがまだまだある村だなと感じています。また、私にとって村は静かで落ち着けて、気持ちに余裕が出てくる村だと帰省を通じて感じています。

⑤具体的な仕事(活動)内容とその選択のきっかけ

公設秘書としての活動は多岐にわたっており、具体的には議員のスケジュール管理をはじめ、会議や行事への随行および代理出席、各種原稿の作成や国会質問の準備、さらには政策の立案にも携わっています。また、来客や電話の応対、取材への対応なども業務に含まれており、それぞれの業務を通じて議員活動の支援を行っています。 この活動を選択したきっかけは元々私自身村に恩返ししたい、村の活動に関わっていきたいと思っている中で、人脈を作り、スキルアップをしてから戻りたいと考えた結果、公設秘書として働こうという決断にいたりました。

⑥現在の目標

村に帰って、「百年の森林構想」でも言われていますけど、後50年以上村が続いていけるような活動に携われていけたらと思っています。

⑦村の後輩たちへ向けたメッセージ

西粟倉村でしかできない体験を村でたくさんしてほしいなと思います。私たちの学年は6人で大変なことも多かったですけど、少人数だからこそ先生の目が行き届いて、人数が多い学校じゃできないことをたくさんやらせていただきました。なので、自分の個性を大切にして、その個性を村での活動を通じて伸ばしていってほしいと思います。

広報にしあわくら2026