西粟倉村では2021年より新たに「TAKIBIプログラム」という取組みがスタートしました。TAKIBIプログラムとは、西粟倉村の中にある「願い」を起点として、村内外の人と協働しながら1億円以上のビジネスを創出することを目指す事業です。
西粟倉村が策定している総合振興計画は、その「願い」を具体的な計画にしたものと言えますが、その中に「最後まで生きるを楽しむ」という高齢者福祉のビジョンがあります。このビジョンを実現するために、生涯にわたって社会と関わりながら自分らしく活躍できる場所が必要だと考えています。
そこで、村の多世代がともに働くことのできる「仕事」をつくることで活躍の機会を創出することができないか。そのような思いから、2021年11月より村内外のメンバーが関わって新しいビジネスアイデアの検討をおこなっています。
今回のゲストである大熊充さんは、おばあちゃんたちが働くことで「生きがい」と「収入」を得られる、75歳以上のおばあちゃんたちが働ける会社「うきはの宝株式会社」の創業者です。まさに高齢者の方が「最後まで生きるを楽しむ」環境を提供されていることから、本プログラムにも村外の専門家として参画いただいています。
大熊さんがなぜ現在の事業を行うに至ったのか。うきはの宝として現在の福祉の問題にどのように向き合おうと考えているのか。イベントではこのようなお話をお聞きしながら、今後の西粟倉村の可能性について考えていく予定です。
現状の福祉のあり方に問題意識をいただいている方、地域で事業を生み出したいと思っている方など、関心のある方のご参加お待ちしております。
■日時
3/11(金)19:00〜20:30
■場所
zoomを利用したオンラインイベント
※当ページ下部からお申し込みいただいた方に、イベントへのアクセスURLをお送りいたします。
■ゲスト紹介
大熊 充(おおくま みつる)/うきはの宝株式会社 代表取締役
一度も就職出来ず20代にデザイン事務所を創業。その後故郷である福岡県うきは市の地域の課題解決の為に何か出来ないかと学び直しで、社会人学生を始める。2017年4月専門学校日本デザイナー学院九州校に入学して、グラフィックデザインとソーシャルデザインを学ぶ。在学中に、学ぶだけでなく行動に移そうと社会起業家育成のボーダレスジャパンが主宰するボーダレスアカデミー二期福岡校に通いビジネスプランを作る。超高齢化の進む農村でおばあちゃんたちが働くことで「生きがい」と「収入」を得られる、75歳以上のおばあちゃんたちが働ける会社「うきはの宝株式会社」を2019年10月に設立。おばあちゃんたちの得意と特性を活かした「食」と「料理」を商品・サービス化。「ばあちゃん食堂」を運営し、飲食店、食品加工、農産物の生産・加工・販売までを一括しておこない、過疎地域から都市圏まで全国に展開中。商品の開発と販売だけでなく料理教室や技術伝承のワークショップを開催して、おばあちゃんならではの味や技術の伝承もおこなっている。
2019年度福岡県庁主催の「よかとこビジネスプランコンテスト」大賞受賞。
2021年2月農林水産省主催の「INACOMEビジネスコンテスト」で日本一の最優秀賞に選ばれる。
第20回福岡県男女共同参画表彰「社会における女性の活躍推進部門」受賞。
「地域再生大賞」ノミネート
■イベントへの参加申込み
以下のリンクからお申し込みください。後日イベント参加用のzoom URLをご連絡いたします。