【生きるを楽しむをつなぐ vol.2】「つくりたい」から、暮らしをつなぐ取り組みまで。むらまる研の活動をご紹介!

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一般財団法人西粟倉むらまるごと研究所(以下、むらまる研)は、テクノロジーを活用して地域の課題解決や「生きるを楽しむ」という理念の実現を目指す組織です。

活動拠点である「むlabo(むらぼ)」では、最新技術の実証にとどまらず、食やものづくり、教育など、地域住民の「好奇心」を形にするための多様なコミュニティ活動を展開しています。

前回(vol.1)では、むらまる研がどんな研究所なのか、その活動の特長がわかる記事をピックアップしてご紹介しました。

第二回となる今回は、近ごろのむらまる研の活動の中から、子どもも大人も夢中になる「ものづくり」の現場と、住まいや農地など地域の暮らしをささえる新しい取り組みの両方が伝わる記事をピックアップしました。「生きるを楽しむをつなぐ」という言葉が、実際にどんな形になっているのか。ぜひご一読ください!

■「今日はなにつくろう?」放課後の工作室の風景

むらまる研が運営する「むらの工作室」では、放課後になると子どもたちがやってきて、思い思いの「つくる」に夢中になります。レゴでロボットを組んで動かす子、紙とテープで“自分だけの木”をつくる子、3Dプリンターやタブレットの動画を使いこなす子——使う道具も進め方もバラバラなのに、同じ空間でいくつもの「つくる」が同時に流れています。

何をつくるか、どう進めるかは、子ども自身が決めます。大人は答えを教えるのではなく、そっと隣で一緒に考える「伴走者」。早く・上手につくることよりも、「これをつくりたい」という気持ちと手を動かす時間を大切にしている、工作室の日常が伝わってくるレポートです。

今日はなにつくろう?——その問いから、すべてが始まります。

むらの工作室通信vol.22「つくりたい」から始まる、放課後の工作室~小学生の“今日はなにつくろう?”
https://note.com/muramaruken/n/ndf67358ec1ea

■捨てていた地域の資源を、香りに変える

こちらは、地域資源を余すことなく活かす取り組みから生まれたワークショップのレポートです。むらまる研では、地域の方に教わったゆずみそやゆずジャムを商品化してきましたが、その過程でどうしても「柚子の皮」が残ってしまいます。

そこで、香りの活動に取り組む佐藤さんと一緒に、柚子の皮を蒸留して精油を取り出し、蜜ろうと混ぜてハンドクリーム(バーム)づくりに挑戦。さらに、容器のフタには工作室のUVプリンターでオリジナルのデザインを印刷し、世界にひとつだけのバームが完成しました。

「捨てるしかなかったもの」が、香りと体験に生まれ変わる。地域の素材とデジタル工作機械が出会う一日でした。

【イベントレポート】柚子の蒸留&バームワークショップ
https://note.com/muramaruken/n/nc37a07633af8

■大人も子どもも夢中になる、デジファブの世界

節分の日に開かれた「鬼のお面づくり」ワークショップを入り口に、工作室マネージャー・通称「ざっきー」のものづくりへの想いに迫ったインタビュー記事です。

3Dプリンターでつくった型を真空成形機で一瞬で立体にする——その「わあああ!」という驚きの裏には、型がズレないための自作の治具づくりなど、徹底した裏方仕事がありました。ざっきーはものづくりを「RPGの攻略」にたとえ、目的ありきではなく「つくってみたい!」という原点こそ大切にしたいと語ります。

そして記事の後半では、デジファブ(デジタル工作機械)は子どもだけでなく、むしろ大人にこそ開かれていること、「買うもの」だと思っていたものが「自分でも作れるかも」に変わると、日常の見え方まで変わっていくことが綴られています。大人のアプリ村民のみなさんにもきっと響くはずです。

むらの工作室通信vol.24「イメージを形にする感動をおすそ分けしたい」——デジファブで描く、大人も子どもも夢中になれる「ものづくり」の攻略法
https://note.com/muramaruken/n/n3097c7b0c5f4

■暮らしの道具を、3Dで未来へつなぐ

「蔵をひらくお茶会」は、蔵の奥に眠ったままになっている古い生活道具を囲み、お茶を飲むようなゆったりした雰囲気でお話を聞く会です。記念すべきプレ回では、政久さんが、義理のお父様が30年以上前に手づくりしたという「なた籠」と「背負い籠」を見せてくださいました。

道具を囲むうちに、話は山菜採りの“1/3ルール”(3本あったら自分用は1本、残りは後から来る人と来年のために残す)といった、暮らしの知恵へと広がっていきます。そして、こうした道具をスマホアプリで3Dスキャンしてデジタルに記録すれば、実物が失われても寸法や構造を残し、いつか再現したりARで当時の暮らしを追体験したりできるかもしれません。

古い道具と最新技術が出会う、むらまる研らしい一日のレポートです。

【開催レポート】生活の道具を通して、地域を見る取組「蔵をひらくお茶会」(プレ回第一回、なた籠と背負い籠)
https://note.com/muramaruken/n/n30209ff7ddc3

■空き家を「地域のこれから」をつなぐ資源に

全国的な課題でもある「空き家」。西粟倉村でも「家をどうしたらいいかわからない」という声が増える一方で、「西粟倉で暮らしたい」という人も少しずつ増えています。むらまる研は、空き家を“困りごと”としてだけでなく、地域の未来につながる資源として捉え直そうとしています。

この春、むらまる研は村から「空き家活用支援法人」の認定を受け、さらに「空き家バンク事業」も受託しました。これにより、空き家に関する窓口相談から利活用の支援までを、一括して担う体制が整っています。

「空き家対策」ではなく「暮らしをつなぐ」。住まいを探す人、地域に関わりたい人、家を残したい人——それぞれの想いをつなぐ取り組みです。

空き家を「地域のこれから」をつなぐ資源として
https://note.com/muramaruken/n/n5f14d09f6987

■農地や水路を、次の世代へつないでいく

今年度から、むらまる研は村内14組織で構成される「多面的機能支払交付金事業」の事務局を担うことになりました。

農地や水路は、食料を生み出すだけでなく、大雨のときに水を蓄えて洪水をやわらげたり、景観や生態系を育んだりと、さまざまな役割(多面的機能)を担っています。この制度は、草刈りや水路の泥上げといった共同作業を地域ぐるみで続け、その機能を次の世代へつないでいくためのものです。

むらまる研は設立当初から草刈りの負担軽減に取り組んでおり、今年度からは草刈りロボットを活用したサービスも始まりました。ひとつ前にご紹介した空き家の取り組みとあわせて、「住まい」も「農業」も、村で暮らし続けるための基盤をささえていきます。

農地や水路など、地域の暮らしを支える仕組みを次世代につないでいく役割を担います
https://note.com/muramaruken/n/nde4c14c4100a

最後に

むらまる研の活動をもっと知りたい!という方には、むらまる研のnoteにて、さまざまな活動報告が記事化されていますので、ぜひご覧ください。

一般財団法人西粟倉むらまるごと研究所

https://note.com/muramaruken

むらまる研の公式サイトはこちら

https://muramaru.tech

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